1. 火を起す
炭を火起しに縦に並べて入れ、ガス台に置くだけです。
小さい炭の方が扱いやすいので、小さい炭を選んで並べるかもしくは、火鋏で炭を刺して割って小さくして下さい。
炭の先端が3cm ぐらい赤くなりましたら、赤く火が着いたほうを向かい合わせて火床の中心に並べてください。後はうちわ等で仰ぎながら火力を上げるだけです。
2. 団子を俵に刺して並べる
常温で解凍された物か又は冷凍のままでも構いませんが、解凍されていれば焼き上がりまでの時間が短くなりますので、前日に解凍しておくほうが良いでしょう。
俵に綺麗に刺すと見栄えも良くなります。団子を俵に刺す角度で火の通し具合を調節してください。たくさん売れる時は団子を2重、3重の円を描くように俵に刺すと花が咲いたように綺麗で迫力も出ます。
3. 焼き上げる
団子の片方の表面に艶が出て、膨らんできたら反対の面も同様に焼いてください。焼き上がりの目安は両面に艶が出て、全体が膨らんだら焼き上がりですが、見た目で分からない時は、一玉の両端を指で摘んでみて下さい。団子の中心まで柔らかくなっていれば焼き上がりです。
この時、焦げ目が有ると美味しそうに見えるのですが、時間が経つと焦げ目が硬くなりますので、焦げ目が着かない程度に焼くことをお勧めいたします。ただ人の好みによる問題ですので、焦げ目が着いていても良いと思います。
4. タレを付ける
焼きあがった団子から順にタレを付けていきますが、撫でる様に付けると逆にタレが取れてしまいますので、刷毛で叩いて付ける様にすると美味しそうにタレが団子に乗ります。団子にタレを付けてから多少火に当てると味噌の香ばしさが出てより美味しくなります。また焼きあがった団子の保湿効果もありますので、タレを付けて準備しておくほうが良いでしょう。
5. 手渡す
お客様を待つだけです。お客様に団子を手渡す前に串の尖った部分を切ってお渡ししてください。小さいお子様など怪我の心配がございますし、ゴミとしても危険なゴミとなってしまいますので、切ってお渡しするほうが親切でしょう。